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どうも、とんマヨです。大阪で民泊を運営しながら、このブログを書いています。
火災保険の更新の案内を開いたら、保険料が前回の倍近くになっていた。最近、そんな話をよく聞きます。わたし自身も、仕事で入っている火災保険が更新で約2倍になりました。
この記事では、なぜ火災保険がこんなに上がっているのか、水害とどう関係しているのか、そして今より安い保険があるかを、無料で確かめる方法をまとめます。
結論:火災保険の値上がりは、あなたの家のせいではなく、災害と修理費の高騰による全国的な流れ。だからこそ、更新のタイミングで一度ほかの保険と見比べる価値があります。見積もりは無料です。
📈 火災保険の更新で「倍」は、いまは珍しくない
わたしの場合、仕事用の建物の火災保険が、補償の中身はほとんど同じまま、更新で約2倍になりました。経緯は火災保険が更新で2倍になったときの記事に書いています。
ただ、これはわたしだけの話ではありません。更新が近い人の多くが、同じように驚いているはずです。理由は大きく2つあります。
- 保険料の基準そのものが、何度も引き上げられている
- 昔は長い期間でまとめて入れたのに、いまは最長5年になった。長期契約が切れた人は、何年分もの値上げを一度に受けることになる
順番に見ていきます。
🔥 火災保険が上がり続けている理由
火災保険の保険料は、保険会社が自由に決めているように見えて、実は土台になる数字があります。損害保険料率算出機構という団体が出している「参考純率」です。保険会社はこれを参考に、自社の保険料を決めます。
さんこうじゅんりつ……? 純度の高い、なんかありがたい率か?
保険料の「目安」です。この目安が上がると、各社の保険料も上がりやすくなります。
ほな、その目安を下げてもろたらええやん。
下げられない理由があるから、上がっています。
この参考純率は、ここ数年で何度も引き上げられています。
| 届け出た年 | 住宅向けの引き上げ幅(全国平均) |
|---|---|
| 2019年 | +4.9% |
| 2021年 | +10.9% |
| 2023年 | +13.0%(過去最大) |
2023年の引き上げは、各社の保険料に反映されて、2024年10月に大手4社が9〜10%前後の値上げをしました。日本経済新聞は「5年で4回目」と報じています。さらに2026年10月にも、損保ジャパンが個人向けで平均3%の値上げをしています。
上がり続けている理由は、機構の資料によると大きく3つです。
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| ① 自然災害の保険金が増えた | 大雨・台風・大雪・ひょうなどで、保険会社が払うお金が増えている |
| ② 家が古くなっている | 築年数の古い家が増え、台風や大雪で壊れやすくなっている。電気や水まわりの設備が古くなって、火事や水もれも起きやすい |
| ③ 修理代が高くなった | 工事の費用が上がり続けていて、同じ壊れ方でも直すお金が昔より多くかかる |
つまり、あなたの家が悪いのではなく、「災害が増えた」「直すのが高くなった」という全国的な事情で上がっています。そして、この流れがすぐに止まる材料は、今のところ見当たりません。

🌊 水害が増えると、保険料はなぜ上がるのか
理由の①、自然災害のなかでも、特に大きいのが水害と台風です。日本損害保険協会がまとめている風水害の保険金の支払い額を見ると、上位は最近の災害ばかりです。
| 順位 | 災害 | 支払われた保険金 |
|---|---|---|
| 1位 | 2018年 台風21号(大阪・京都・兵庫など) | 1兆678億円 |
| 2位 | 2019年 東日本台風 | 5,826億円 |
| 4位 | 2019年 房総半島台風 | 4,656億円 |
| 9位 | 2018年 7月豪雨(岡山・広島・愛媛など) | 1,956億円 |
1位の2018年の台風21号は、関西を直撃した台風です。関西に住んでいる人なら、覚えている人も多いと思います。
水害と保険料の関係で、もう1つ大きな変化があります。2023年の改定で、水災の保険料が、住んでいる市区町村ごとに5段階に分けられるようになりました。各社の商品には2024年10月から反映されています。
- 水災の部分の保険料は、いちばん高い地域が、いちばん低い地域の約1.5倍
- 補償全体の保険料で比べると、差は約1.2倍
水害のリスクが高い地域ほど、保険料も高くなる仕組みです。自分の住所のリスクは、国のハザードマップポータルサイトで確かめられます。
ここで「じゃあ水災の補償を外せば安くなる」と考える人もいます。実際、水災の補償を付けている人は61.8%(2024年度)まで下がっています。
ただ、機構は「いちばんリスクの低い地域でも、水害は起きている」と注意しています。川から遠くても、大雨で下水があふれる水害もあります。水災を外すかどうかは、保険料の安さではなく、ハザードマップを見てから決めるのがおすすめです。
⏳ 長期契約の「改悪」はいつ、なぜ起きたのか
値上がりをさらに大きく感じさせているのが、契約期間の短縮です。火災保険は昔、長い期間の分をまとめて払うことができました。
| いつから | 最長の契約期間 | 理由 |
|---|---|---|
| 2015年9月まで | 36年 | — |
| 2015年10月から | 10年 | 自然災害が増え、10年より先のリスクを見通せなくなったため |
| 2022年10月から | 5年 | 同じ理由で、さらに短くした(2021年の改定と同時) |
保険会社から見ると、30年先の災害の多さや修理代は読めません。読めないまま安い保険料で長く引き受けると、あとで払う保険金が足りなくなる。だから、長い契約をやめて、短い期間ごとに保険料を見直せるようにした、という流れです。
入る側から見ると、これは「改悪」です。長い契約ほど割引が大きかったので、期間が短くなれば割引も小さくなります。しかも、長期契約のあいだに入った何回分もの値上げが、更新のときにまとめてやってきます。
実はわたしの自宅の火災保険は、2015年より前に35年分をまとめて払った契約です。いまはもう、新しくは入れない長さです。
ということは、ワイは勝ち組や! 値上げも何もかも、35年間関係なし!
地震保険はどうなっていますか。
……じしん?
地震保険は、最長5年です。火災保険が35年でも、地震保険は1年か5年ごとに続けていく形になります。それに、35年前と同じ補償で、今の家と家財をちゃんと守れているか、確認しましたか。
……勝ち組の契約書、どこにしまったか探してくるわ。
長期契約の人は、保険料の面ではたしかに有利です。契約の途中で料率が上がっても、差額を請求されることはありません。満期までは契約したときの保険料のままです。
ただ、注意が2つあります。1つは、2015年10月に結んだ10年契約が、2025年の秋から次々と満期を迎えていること。もう1つは、次の更新では5年までしか選べないことです。更新の案内で驚く人が多いのは、このためです。
🔎 一括見積もりサイトの比較と、保険スクエアbang!を選ぶ理由
更新で保険料が上がったときにできるのは、同じような補償で、ほかの保険と見比べることです。とはいえ、保険会社を1社ずつ回るのは大変です。そこで使えるのが、火災保険の一括見積もりサイトです。
主なサイトを、公式サイトに書いてあることで比べました。
| サイト | 見積もりの届き方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 保険スクエアbang! | 保険代理店や保険会社から、メール・電話・郵送など | 何度相談しても無料。代理店の担当者と話しながら決められる |
| インズウェブ | 保険会社や代理店から、メール・電話・郵送など | 賃貸・法人にも対応 |
| 価格.com保険 | 見積書をメールで送付(最短で当日) | メールで受け取りたい人向き |
このなかで、わたしが保険スクエアbang!を推す理由は3つです。
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| ① 何度相談しても無料 | 公式サイトに「何度ご相談いただいても無料」と書いてある。見積もりを見て分からないところを、何度でも聞き直せる |
| ② 人と話しながら中身を詰められる | 見積もりは保険代理店や保険会社から届く。補償の中身をどうするか迷う人ほど、担当者に聞きながら決められるほうが安心 |
| ③ 利用者の多さ | 保険スクエアbang!全体の利用者数は800万人(2024年6月時点)。長く続いている比較サイト |
わたしが火災保険で困ったのは、値段より先に「何が付いていて、何が付いていないか」が分からなかったことでした。値段だけでなく中身まで相談できるかどうかは、選ぶうえで大事な点だと思っています。
いや、待て待て。一括見積もりなんか申し込んだら、電話が鳴りっぱなしになるだけや! ワイは騙されへんで!
公式サイトには、見積もりは「メール、お電話、郵送など」で届くと書いてあります。電話が来ることはあります。
ほら見てみぃ!
同じページに「強引な勧誘等は一切いたしません」とも書いてあります。それに、電話で中身を聞けるのは、さっき理由②で挙げた長所です。
……長所を短所と言うてたんか、ワイは。
電話がどうしても苦手な人は、メールで見積書が届く価格.com保険のようなサイトのほうが合っています。逆に、補償の中身を相談しながら決めたい人には、保険スクエアbang!が向いています。自分がどちらのタイプかで選ぶのがいちばんです。
🧐 見積もりが届いたら、ここを見比べる
見積もりが届いたら、保険料の数字だけを見て決めないことが大切です。安く見えても、補償の中身が違えば比べたことになりません。次の表のところを、今の保険と並べて確かめてください。
| 見るところ | 確かめること |
|---|---|
| 保険金額 | 建て直す・買い直すのに必要な金額(新価)で決まっているか。少なすぎると、いざというときに建て直せない |
| 補償の範囲 | 火災・風災・水災・水もれ・盗難・破損など、どこまで付いているか。今の保険より減っていないか |
| 免責金額(自己負担額) | 損害額から差し引かれる自己負担。大きくすると保険料は下がるが、小さな被害では保険金が出なくなる |
| 建物の構造 | 木造か、鉄骨か、鉄筋コンクリートか。構造の区分で保険料が大きく変わるので、正しく書かれているか |
| 契約期間と払い方 | 1年ごとか、5年分をまとめるか。まとめて払うと割安になることが多い |
| 地震保険 | 火災保険では、地震が原因の火事は補償されない。地震保険は火災保険の30〜50%の範囲で付ける。耐震等級などで最大50%の割引がある |
| 個人賠償責任の特約 | 自動車保険などにも同じ特約が付いていると、片方からしか支払われない。重なっていたら片方を外せる |
| 家財の補償 | 家具や家電の補償が要るか。建物だけ、家財だけ、両方、を選べる |
とくに大事なのは、今の保険の証券と、届いた見積もりを、同じ表の上で並べることです。補償を減らして安くなっているだけなら、それは見直しではなく、ただの補償カットです。

💰 火災保険は「固定費」。一度見直すと5年効く
家計を良くしたいとき、効き目が大きいのは、毎日の食費を削ることよりも、毎月・毎年決まって出ていく「固定費」を下げることです。スマホ代、保険、サブスクなどがこれにあたります。
固定費のいいところは、一度見直せば、何もしなくても効き続けることです。食費の節約は毎日がまんが要りますが、固定費は1回の手続きで終わります。
火災保険は、その中でも見直しの効果が長く続く固定費です。いまは最長5年の契約なので、1回見直せば、その効果が最長5年続きます。たとえば、同じような補償で年に1万円下がったとすると、5年で5万円です(金額はたとえです。下がるかどうかは、家と補償の中身によります)。
5万円あったら、たこ焼き何個食えるんや……!
わたしの前で、その計算はやめてください。
しかも火災保険の見直しは、更新の案内が届いたときという、きっかけが向こうからやってきます。更新の案内を見て「高いな」と思ったら、それが見直しのいちばんのタイミングです。
📌 まとめ
- 火災保険は、災害の増加・家の老朽化・修理代の高騰で、全国的に上がり続けている。参考純率は2023年に過去最大の+13.0%
- 水害の保険金は大きくなる一方で、水災の保険料は住んでいる地域で5段階に分かれた。水災を外すかは、ハザードマップを見てから
- 契約期間は36年→10年→5年と短くなった。長期契約が切れる人ほど、更新で大きく上がる。長期契約の人も、地震保険は5年ごとに更新が来る
- 見積もりは、保険料ではなく中身を今の証券と並べて比べる
更新の案内が届いたら、それが見直しの合図。火災保険は一度見直せば最長5年効く固定費です。今より安い保険があるかどうか、まずは無料の見積もりで確かめてみてください。
よっしゃ、まずは35年の契約書を探して、地震保険の更新がいつ来るか見とくわ。
見つかったら、どこにしまったかメモしておいてください。
……そのメモを、どこにしまうかが問題やな。
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